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GPIF [投資]

GPIFって何だかご存知?

「年金積立金管理運用独立行政法人」と言う

やたら長い名前の法人。

読んで字の如しで、年金の積立金を管理運用している所。

で、最近20年度の運用報告が出て、爆益達成。

収益37.8兆円、収益率25%だって。

20年度GPIF運用成績.JPG

野党やマスゴミは損した時だけ大騒ぎするけど、

長期運用なのだから、その視点で見ないとダメよね。


収益37.8兆ってどんな額かと言えば、年間年金給付額が

50兆くらいなので、その8割くらいに相当する額だわね。

もっとも、この積立金は何十年か後の将来用なので、

今の受給に使われるわけでもないし、

186兆の積立金総額も年金のバランスシートから見れば

数%にしか過ぎない僅かな額ではあるけど、

堅実に運用されることに越したことはない。


さて、このGPIFの資産運用、とっても参考になるのです。

老後資金やら流行りのFIRE目指すやらで資産運用するのに

GPIFのポートフォリオがスグレモノというか王道なわけね。

そのポートフォリオは、以下の真ん中の円グラフを見てね。

GPIF PF.JPG

GPIFは国内債券、外国債券、国内株式、外国株式を

それぞれ25%ずつになるような資産配分を目指している。

更にまとめると、「債券:株式=50:50」ってこと。

年金だからリスクを取って切った張ったはできないので、

安全資産半分、リスク資産半分のポートフォリオを採用。

なので長期目線で見れば堅実に収益を上げているわけね。

今回も収益で比率が高まった株式を減らし、債券を増やす

リバランスをやりポートフォリオを維持してる。

しっかり、決めたルールに従って資産配分してるね。


さて、このGPIFのポートフォリオを真似しない手はない。

去年、私の所、確定拠出年金(DC)をやめてiDeCoに

移管しちゃうことになった。

それが20年4月という最悪のタイミングにぶち当たった。

移管に際しては、一旦DCを現金化しなくてはならない。

多分、3月に現金化した人は地獄を見たかもしれない。

コロナの影響で30~40%株価暴落の時期だったので、

相当資産価値を下げて現金化せざるを得なかだったろう。

それはさておき、4月に移管が済んで、その後新たに

金融商品買ってポートフォリオを組むわけだけど、

私もGPIFに習い安全資産、リスク資産半々を目指した。

で、20年6月に以下のポートフォリオが完成。

iDeCo20年6月.jpg

安全資産(定期+債券)と株式を凡そ半々にして運用。

因みに、ここで言う債券も株式もインデックス投資信託ね。

で、1年経過後の損益は、GPIFと同じ25%増。

ポートフォリオが同じだから似るのは当然か。

下グラフは、元本トータルを100とした場合の比率。

iDeCo収益.jpg

ご覧の通り債券は微増で収益の殆どは株式投信ね。

そして21年6月でのポートフォリオは以下。

iDeCo21年6月.jpg

さて、ポートフォリオが崩れリスク資産が多くなったので、

右肩の天使が

「さっ、リバランスしましょうね」

と諭す。

すると左肩の悪魔が

「イケイケなんだから、リスク取ろうぜ、

定期も株式に突っ込んじゃえ」

と囁く。


はてさて、tokuhainは欲に目が眩むのでしょうか?


แค่นี้นะครับ 以上

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